久々に正しい目的で空港に行きましたｗ
先日の静岡－松本便レビューです。

念のため書いておきますが、日本においては航空機に搭乗してから安全な高度に上昇し乗務員の許可が下りるまでデジタルカメラの使用は禁止されています。私もそれに従って撮影しておりますので当レポートにはフィルムとデジカメが混在しており、スキャンしたフィルムの画像については埃、ゴミ、色の再現性などでお見苦しいところもございますことをご了承頂いた上でご覧ください。

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このために久々にフィルムのカメラを引っ張り出してきてフジフィルムのリバーサル、ベルビアを込めました。
フィルムの嵌め方に若干戸惑ったことは秘密です。





飛行機独特のベルトのバックルを閉めたり外したりして遊んでいるといつの間にかプッシュバックが始まっていました。
手際のよさに感激～

コレは「ショートプッシュバック、ウィズインエプロン」ですかね！！（笑）



そのままT6からRWに入り、ローリングテイクオフ。ＲＷ１２上がりは初めてです。

ハーフからマックスに入れた瞬間、座席に背中が押さえつけられます。

この加速たまりません。
そして、微妙なステアリング操作もねｗ


外から見ていてもそうですが、やっぱり滑走が短いです。

いつもの「山ポイント」を翼越しに見るのは実に不思議な気分。








地上で見ているのと同じく、機体は離陸後右に捻りました。
手元の資料では、900ftまで上昇後右旋回で静岡VORのラジアル160度をインターセプト、とあります。

右側には昆尾開墾地。
左端、画面外にはひねりポイントがあります。

この上昇力じゃ、FDAのひねりをゲットできないのもうなずけますｗ


後ろを振り向くとなんと静岡空港が！
尾翼越しに一瞬拝めました。

もうこんなに高く上がってたんだ～と感激。







海軍風に言えばフィートウェット、御前崎方向を見ながら海へ出ます。
松本とは逆方向ですが、これが静岡リバーサルディパーチャーのリバーサルたる所以です。こうやって高度を稼ぐわけですね。

SZEから14マイルまで進出します。







機は再び静岡空港上空へ向かうため左旋回を始めます。

ここからデジカメの使用を許可されたので早速装備を持ち替えますｗ

そういえば、低空の細かい揺れも大分なくなって、ぐいぐい上昇していくピンキーがまるでここがエンブラの棲家だよと言わんばかりです。






窓から光が抜けていきます。







今まで逆光だった右の翼に光が当たり始めました。

エンブラが静岡空港の方向へターンし終えたようです。





大井川港インサイト！


VORをインターセプトする為か、二回ほど切り替えしのバンクが入りました。







低空の雲を抜けるとそこには素晴らしい青空が広がっています。

地上では見えなかった富士山も姿を見せ、さきほどまで居た地べたとは別世界が広がります。




ポートサイドにも失礼して・・・。


御前崎方向は残念ながら雲が多いようですが、遠州灘のほうはクリアでした。






窓の外はもはや成層圏の醒めた紺碧！！