静岡空港からJ-Airが去ってからはや一ヶ月弱。

開港当初は昼の福岡便のみに使用されていたJ-Airのエンブラエルは、10月のMD-90撤退に伴うダウンサイジングのため静岡空港における日航の全勢力を担うに至り、静岡空港は一気にエンブラ天国となりました。

一日三往復の福岡便、そして一往復の千歳便に使用されたエンブラは毎日静岡空港のエプロンを賑わせていましたが、今ではその代わりにFDAが路線を継承するに至っています。
そんな、静岡空港を一年弱支えたエンブラエルの飛来記録を付けてみたいと思います。

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（画像はJ-AIRのエンブラから、フィルムカメラで）

まずはJA211J
エンブラの一号機です。
こちらをご覧いただいている方ならば既に解説は不要かと思いますが、エンブラエル式ERJ170はコストパフォーマンスに優れ、フライバイワイヤなどの装備を備えた新鋭リージョナルジェットです。211Jについてはこちらのフェリー日記が興味深いですね。http://www.jair.co.jp/entertainment/e170/fflight.html
2009/7/14撮影。


エンブラの一番の特徴はこのクラスにおいては珍しくボーディングブリッジを使えることで、太目の胴体と相俟って快適な空間を提供します。

JA212J/2009/06/16　空港西の東屋にて撮影。




右に見えるのはFDAのエンブラちゃん/JA01FJです。

静岡空港はまさにエンブラ王国でした。

JA213J/2009/07/7撮影。



そろそろランプショットも飽きてきたでしょうから、飛んでいるショットを。

JA214J　2010/01/01元旦　ビオトープにて撮影。

214はめぐり合わせが悪いのか、あまり撮影できませんでした。



富士山静岡空港の面目躍如！な富士山ショット。
もっとも、富士山までの直線距離は70km以上あるためよっぽどのSKCでなければ綺麗には拝めませんが･･･実際のところ・・・。

JAL撤退前に見られた最後の富士山です。

JA215J　2010/03/30　山ポイントにて。

エンブラはリージョナル機だけあって離陸滑走が短く、上昇も鋭いのでたまに引っ張ってくれたりインターセクションで滑走路を短く使って上がってくれるとシャッターチャンスが増えて喜んだものです。

JA215J　2010/03/10　石雲院にて撮影。



結局のところ、これだけのエンブラ便が運航されていた静岡空港にはJ-Airのエンブラ全フリートが飛来していたようです。
新鋭の217Jは恐らく2010/04デリバリーのようですので・・・。

また沢山のエンブラが戻ってこないかな、と空想してみたりします。
大型旅客機のようなスタイリングをしていながら小さくて可愛い。
でもウイングレットやグラスコックピットのような高級装備を持っていて、乗り心地もスムーズ。車で言うとクラウンじゃなくてレガシィかな。
そんな印象の旅客機でした。

JA216J/2010/02/26　山ポイントにて